子連れ家族におすすめ!福岡県の穴場スポット「うきは市」半日~1泊2日観光モデルコース

子連れにおすすめ!うきは観光モデルコース

福岡観光について「グルメはあるが観光する場所はない」そう言われることが多いです。そんな福岡県は筆者の地元であり、今回はまだあまり知られていない福岡県の穴場スポット「うきは」の魅力とモデルコースについて紹介します。

福岡県の南東部に位置する「うきは市」は、豊かな自然と古き良き街並み、そして四季折々のフルーツ狩りやおしゃれなカフェが立ち並ぶエリアです。博多や久留米からもアクセスしやすく、半日観光から1泊2日の小旅行まで楽しめるのが魅力。特に子連れ家族にとって、人混みもなく安心してゆったり過ごせる環境が整っているのもおすすめポイントです。吉井白壁の町並みや浮羽稲荷神社などのインスタ映えスポット、名物グルメ「吉井十八」のとんかつ、そして「やまんどん」でのフルーツ狩り「調音の滝」での水遊びなど、見どころ・遊びどころが実は満載です。

この記事では、そんな「うきは市」の所要時間別モデルコースやグルメ情報、子連れに優しい観光のポイントなどを紹介します。

記事のポイント(要約)
  • うきは市は福岡の穴場観光スポットで、半日~1泊2日まで楽しめる
  • 「吉井白壁の町並み」「浮羽稲荷神社」などインスタ映えスポットが多数
  • 「調音の滝」「やまんどん」など、子連れ家族にぴったりの自然体験が可能
  • 名物グルメ「吉井十八」のとんかつや「ぱんのもっか」などパン屋巡りもおすすめ
  • 福岡市内から車で約1時間半、アクセスも便利で気軽に訪れやすい

目次

うきは市観光モデルコース|福岡県の穴場スポットとして「うきは」がおすすめな理由とその魅力

  • 福岡県「うきは市」が穴場観光スポットとして注目される理由
  • 「吉井白壁の町並み」「浮羽稲荷神社」「ぶどうのたね」などインスタ映えスポットが多数
  • うきは観光がファミリー層に人気なワケ|「調音の滝」「やまんどん」「浮羽つり堀」など子連れにおすすめなスポットが多数
  • フルーツ王国うきは|季節ごとの楽しみ方(イチゴやシャインマスカット、梨、ぶどう狩りなど)
  • うきはのおすすめグルメ(ごはん)|おにぎり屋「COMECO」、日本一のとんかつ「吉井十八」
  • 福岡市からうきは市へのアクセス方法と移動手段|車なし・車ありどちらがおすすめ?
  • 浮羽稲荷神社に駐車場はある?

福岡県「うきは市」が穴場観光スポットとして注目される理由

うきは市は、福岡市内からのアクセスは比較的良好でありながら、観光地化されすぎていない穴場感が最大の魅力です。吉井の白壁の町並みは江戸時代から続く商家の風情を色濃く残し、白壁や格子窓が続く通りはまるで時代をさかのぼったかのような景観を楽しめます。

古民家をリノベーションしたカフェや雑貨店などが点在しているので、町を散策しながらまだあまり知られていない自分のお気に入りのお店を探す楽しみがあります。

また、うきはは四季折々の果物が収穫できる「フルーツの里」としても広く知られ、春はいちご、夏は桃や梨、秋はぶどうや柿と、年間を通じて旬の味覚を堪能できます。地元農家直営の果樹園が多数あり、家族連れで果物狩りを楽しむ観光客も多く、食と体験の両方を味わえるのが特徴です。

うきは市の観光は週末でも混雑は少なく、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと写真撮影や街歩き、グルメを楽しめるのも大きな魅力です。特に小さな子どもを連れた家族にとって、人混みを避けながら快適に観光できる環境が整っているのは嬉しいポイントといえるでしょう。最近は、インスタ映えするスポットとして注目を集めているため、観光客は増えつつあるそうです。

「吉井白壁の町並み」「浮羽稲荷神社」「ぶどうのたね」などインスタ映えスポットが多数

吉井白壁の町並み

吉井白壁の町並みの白壁や格子窓が続く通りは、歩くだけで絵になります。

福岡県うきは市にある筑後吉井地区は、江戸時代に豊後街道の宿場町として栄え、現在もその歴史的な面影を色濃く残す魅力的な観光地です。筑後吉井地区の最大の魅力は、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている「白壁の町並み」で、なまこ壁や格子窓が美しい白壁の古民家が軒を連ね、訪れる人々をタイムスリップしたかのような非日常的な空間へと誘います。

古民家をリノベーションしたおしゃれなカフェや、町家風の雑貨店が数多く点在しています。歴史を感じながら、ゆったりとカフェ巡りや買い物を満喫できるのが、このエリアの大きな魅力と言えるでしょう。

浮羽稲荷神社

浮羽稲荷神社は、朱色の鳥居が山肌に沿って連なる絶景のパワースポットとして知られ、そのフォトジェニックな景観がインスタ等のSNSでも話題になっています。

朱色の鳥居が連なる光景は圧巻で、鳥居をくぐりながら階段を登っていく体験自体が、特別な思い出になります。階段を登った先に待っている鳥居と筑後平野の壮大な景色が織りなす絶景は、忘れられない感動を与えてくれるでしょう。

ぶどうのたね

「ぶどうのたね」は複数のカフェや雑貨店が集まった複合施設。

ここでは和菓子や雑貨などの買い物を楽しめるほか、レストランやカフェでは木漏れ日の中、くつろぐひとときを味わうことができます。

「ぶどうのたね」は、県外からの観光客にも十分おすすめできるスポットで、自然とお洒落なお店が調和する、うきは市を象徴する観光スポットだと思います。

うきは観光がファミリー層に人気なワケ|「調音の滝」「やまんどん」「浮羽つり堀」など子連れにおすすめなスポットが多数

子連れ家族旅行で大切なのは、子どもが安心して「遊べる場所」、家族みんなで食を楽しめる「グルメ体験」、そして移動や観光の合間に「休憩できる環境」の3つのバランスです。さらに、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめるアクティビティが揃っているかどうかも、子連れ観光スポットを選ぶ上での大きなポイントだと考えています。

例えば、うきは市には夏場に水遊びができる「調音の滝公園」や、果物狩りが楽しめる「やまんどん」があります。

調音の滝

調音の滝は、「水源の森百選」にも選ばれたことのある、訪れる人々にやすらぎを与えてくれるスポット。名前の由来も、滝の水音が音を奏でるかのように聴こえたことにあるそうです。

夏場には「流水プール」が開催され、自然の水の冷たさを安全に体験できます。ウォータスライダーは、かなりスピードが出るようでかなりスリルがありそうでした(笑)

また、美味しいお水で「流しそうめん」も味わうことができます。とても雰囲気がいいので、子供が楽しめるだけでなく、大人も癒されるスポットです。

うきは果樹の村やまんどん

「やまんどん」ではイチゴやぶどう、シャインマスカットなど季節ごとのフルーツ狩りが体験でき、収穫した果物をその場で味わえるのが魅力です。また、「やまんどん」から少し階段を登った場所にある「夢語寄家」というカフェも人気です。

店内はとても雰囲気が良く、地元の野菜や収穫した旬のフルーツを使った料理やケーキなどを味わうことができます。

夢語寄家「週替わりランチ」

週末のランチは1時間以上待つこともあるので、個人的にはカフェ目的で訪れるのがおすすめだと感じました。(14時までに”入店”できなければランチを食べることができないのも結構リスクです)

夢語寄家「丸ごと桃」「シャインマスカットのショート」

やまんどんには、他にも美味しい湧水を汲むことができる場所もあります。大人から子供まで楽しめるので、うきはに訪れた際には是非立ち寄りたいスポットです。

浮羽つり堀

その他にも、「浮羽つり堀」では手ぶらで釣り体験が可能で、釣った「ヤマメ」などの魚をその場で調理して食べられるサービスがあり、親子で学びと食の両方を楽しむことができます。

そのほか、近隣には芝生広場や遊具が設置された公園も点在し、子供が思い切り遊べる環境が整っています。観光スポット同士の距離も近く、車で数十分圏内に複数の施設が集中しているため、移動負担が少なく効率的に観光できます。こうした要素が揃っているため、家族旅行にうきは市を選ぶ人が増えており、安心と充実を両立できるエリアとして人気を集めています。

フルーツ王国うきは|季節ごとの楽しみ方(イチゴやシャインマスカット、梨、ぶどう狩りなど)

うきはは「フルーツ王国」と呼ばれるほど果物が豊富で、1年を通じてさまざまな旬の味覚を体験できます。春はイチゴ狩りが盛んで、子ども連れに人気の観光農園では甘酸っぱいイチゴをその場で収穫して味わうことができます。

夏になると桃や梨が出回り、果汁たっぷりの桃やみずみずしい梨は暑い時期の観光にぴったり。秋にはぶどうやシャインマスカットが最盛期を迎え、特に大粒で皮ごと食べられるシャインマスカット狩りは観光客に大人気です。冬になると柿が旬を迎え、地元直売所では干し柿や加工品も豊富に揃います。

(9年連続九州・山口の道の駅1位を獲得した)道の駅うきは

観光農園や直売所だけでなく、「道の駅うきは」でも新鮮なフルーツを手軽に購入できるため、観光と合わせてお土産探しも楽しめます。

果物を使ったお酒・ソフトドリンクやスイーツ、ジャム、フルーツサンドなどの加工品も多く販売されており、旅の思い出を自宅に持ち帰れるのも魅力です。

九州じゃらん(九州・山口)「みんなが好きな道の駅ランキング」にて9年連続1位を獲得した実績は伊達ではないです。(2025年時点の話)

四季折々の果物を通じて自然の恵みを体感できる点が、うきは観光の大きな楽しみのひとつといえるでしょう。

うきはのおすすめグルメ(ごはん)|おにぎり屋「COMECO」、日本一のとんかつ「吉井十八」

うきは市は古民家をリノベーションしたカフェや地元食材を活かしたレストランが豊富に揃っており、食文化そのものが観光資源といえます。

子連れにおすすめ「おにぎり屋 COMECO

中でも「おにぎり屋 COMECO」は、吉井白壁の町並みにある子連れ家族におすすめのお店。うきは市産のお米で美味しいおにぎりと米粉のお菓子を作っているお店で、「お子様ランチ(500円)」は大人でも満足な内容です(笑)

大人のランチもおにぎりが2つついているので男性でも結構満足な内容でした。

お子様カトラリーだけでなく、ミルクのお湯等も準備くださるそうで、赤ちゃん含め子連れに優しいお店だと感じました。実際に、私たちが訪れた際には大半が子連れのお客さんでした。他は、インスタ女子っぽいお洒落な女性客が多い印象です。

おにぎり屋 COMECO
食べログURL:https://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400803/40060235/

日本一のとんかつ「吉井十八

吉井十八は日本一と評される厚切りとんかつを提供しているお店。外はサクサクの衣で包まれ、中は柔らかくジューシーな肉汁が溢れる仕上がりで、口に入れた瞬間に幸福感が広がります。

「TOKYO X」のとんかつ

確かに、私が今まで食べたとんかつの中で一番おいしいと感じました。ボリューム満点ながら脂っこさを感じさせないため、子供から大人まで大満足間違いなしの一品です。

吉井十八さんは、幻の豚「TOKYO X(トウキョウ エックス)」を九州で唯一仕入れるルートを持っているお店で、一頭買いしている関係で、夕食は複数の部位を消費できるよう、しゃぶしゃぶとセットでのみ、とんかつを注文できるそうです。

「TOKYO X」のしゃぶしゃぶ

このしゃぶしゃぶも絶品で、このお店のためだけに、またうきは市に来たいと思える味でした。

鍋の中には、3ヶ月漬けた「白菜の古漬け」が入っており、白菜から出る出汁と豚の旨味が鍋の中には溶け込んでいるため、お椀のお出汁に”お塩”をかけていただくのが、素材の味が分かるおすすめの食べ方とのことでした。ポン酢もあるので食べ比べもできます。

鍋のふたを開けると、3ヶ月漬けた白菜の古漬けが
ポン酢も美味い

あと、このお店の店主さんがとても気さくで、すぐにこのお店のファンになりました。教えていただいた豆知識の一つなのですが、白菜の古漬けをしゃぶしゃぶに一緒に入れることで、白菜の酵素で豚肉のアクが分解され、一度もアクとりが必要ないそうです。また行きたい!

吉井十八
このお店の評価★3.7超あります。
食べログURL:https://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400803/40000420/
要予約なので注意!(TEL:0943-75-4738

福岡市からうきは市へのアクセス方法と移動手段|車なし・車ありどちらがおすすめ?

車ありでの移動

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この記事を書いた人

・旅行・釣りが趣味の社会人です。
・家族で旅した場所を主にモデルコース形式で紹介しています。
 旅行プランの参考にしてもらえると嬉しいです。

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