福岡県北九州市にある「門司港レトロ」は、明治・大正期の建築が残る美しい港町。
駅を降りればすぐに広がるレトロな街並みや、関門海峡を望む開放的な景色、名物グルメ「焼きカレー」など、見どころが徒歩圏内にぎゅっと詰まっており、半日でも十分楽しめるのが魅力です。
この記事では、門司港観光が初めての方でも迷わず楽しめるよう、徒歩でめぐる半日モデルコースをご紹介。車なしでも安心してアクセスできる方法やおすすめグルメ・カフェ、夜景スポットまで、門司港の魅力をたっぷりご案内します。
- 門司港を徒歩で巡る半日観光モデルコース3パターンをご紹介
- 門司港と下関はセットで観光がおすすめ
- 門司港名物「焼きカレー」のおすすめ店を厳選してご紹介
- 門司港のおすすめの喫茶店・カフェをご紹介
- 門司港へのアクセスを解説
門司港を半日で観光するモデルコース|門司港レトロの魅力とは?
- 門司港の魅力とは
- 門司港のレトロな街並み・バナナマン?定番観光スポットを紹介
- 門司と下関はセットで観光がおすすめ|観光船で下関へ
- 所要時間の目安|門司港観光は半日でどこまで楽しめる?
- アクセス|車なし・子連れでも安心!
門司港の魅力とは
福岡県北九州市に位置する門司港は、かつて日本三大貿易港の一つとして栄えた歴史ある港町。その当時の面影を色濃く残す一帯が「門司港レトロ」と呼ばれ、今も多くの観光客を魅了する人気の観光地になっています。

この街の一番の魅力は、何といってもレトロな雰囲気。赤煉瓦の重厚な建築物や、趣のある石畳の道は、歩いているだけで心が満たされます。関門海峡を望む開放的な景色も素晴らしく、名物「焼きカレー」をはじめとする美味しいグルメも充実しています。

特筆すべきは、観光スポットがコンパクトにまとまっていて、車なしでも日帰り・半日で十分に楽しめる点です。電車やバスで気軽にアクセスでき、駅周辺をゆっくり散策するだけで充実した時間を過ごせます。「どこを巡ろう?」と迷ったときも、この記事でご紹介するモデルコースを参考にしていただければ、きっとあなたにぴったりの過ごし方が見つかるはずです。
門司は映画「海賊と呼ばれた男」の舞台
門司港は、明治期には国際貿易港として開港し、石炭や米などの輸出拠点として日本有数の港湾都市に成長しました。そんな門司港は、「海賊とよばれた男」のモデルとして有名な「出光佐三」がのちの出光興産となる出光商会の営業を開始した土地でもあります。
門司港のレトロな街並み・バナナマン?定番観光スポットを紹介
門司港レトロのレトロな街並みは、まるで明治・大正時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が、訪れる人々を非日常へと誘います。街のシンボルである門司港駅は、1914年(大正3年)に建てられた駅舎を復元したもの。国の重要文化財にも指定されており、駅舎そのものが一つの観光スポットになっています。

駅から港へと向かうと、旧門司三井倶楽部や旧門司税関、旧大阪商船といった歴史的建造物が目の前に。フォトジェニックな建物が並ぶ港沿いは最高の散策コースです。

門司港には日本最大級の歩行者専用跳ね橋である「ブルーウィングもじ」が1日6回(10:00~16:00の間の一時間毎に)橋が跳ね上がります。跳ね上がりのタイミングに合わせて足を運んでみてください。

また、門司港には名物キャラクターの「バナナマン」がいます。(※芸人のバナナマンとは一切関係ありません)バナナの叩き売り発祥地として知られる門司港ならではの名物キャラです。ぜひ探して写真撮影してみてください。お土産屋さんにも、バナナ関連グッズやスイーツもたくさんありますよ。

栄町銀天街「レトロ横丁」という、レトロな商店街もあって近くには人気なレトロな喫茶店「門司港 六曜館」や「梅月」という広島風のお好み焼きやかき氷が人気なお店もあります。

他にも、船長のガイドを聞きながら関門海峡の観光スポットを巡ることができる遊覧船クルーズなどの体験アクティビティがあります。

門司港レトロは、メジャーな観光地のように分かりやすいフォトスポットや若者が楽しめるアクティビティが満載な場所ではないため、ゆっくり観光したい方におすすめの場所と言えるでしょう。
門司と下関はセットで観光がおすすめ|観光船で下関へ
門司港観光をさらに充実させたいなら、関門海峡を挟んだ対岸の(山口県)「下関」とセットでの観光がおすすめです。
門司港レトロから「関門連絡船」というフェリーが運航しており、約5分〜10分で下関へ渡ることができます。船から眺める関門海峡や関門橋はとても素敵ですし、短いながらも楽しいクルージング気分が味わえますよ。下関には、新鮮な海の幸を味わえる「唐戸市場」や、日本最大級のペンギン展示施設を有している水族館「海響館」など、門司港とはまた違った魅力があります。

門司港と下関を合わせれば、グルメや歴史、水族館まで、1日たっぷりと満喫できる欲張りなモデルコースが完成します。半日観光の延長としてもぴったりなので、時間に余裕があれば下関と門司はセットにして観光がおすすめです。
所要時間の目安|門司港観光は半日でどこまで楽しめる?
門司港レトロは、観光スポットが駅周辺にコンパクトにまとまっているのが大きな特長。半日もあれば徒歩でスムーズに回れるので、時間を無駄なく使えるのが嬉しいポイントです。
- 観光だけなら2〜3時間
- グルメやカフェでのんびり過ごすなら5~6時間程度
- 下関など周辺観光まで含めるなら1日(日帰り)~1泊2日

人気店の焼きカレーを堪能し、レトロな街並みを散策、展望スポットや雑貨店を巡れば、あっという間に半日が過ぎていきます。観光トロッコ列車「潮風号」や、関門海峡を渡るフェリーといった体験コンテンツを加えても、無理なく半日で収まります。短時間でも“旅をした満足感”を十分に得られるのが、門司港観光の大きな魅力です。

近くに下関や小倉といった観光地もあるため、アレンジ次第で半日~1泊2日の旅行に調整することもできるのも◎。
毎年お盆の時期に、関門花火という大規模な花火大会が開催されます。

門司港周辺には屋台が並び、普段以上に活気があるため、タイミングが合えばおすすめです。

ただし、帰りの電車は行列&車も駐車場から17~24時の間は出庫NGなどの交通規制が入るため要注意です。予期せず巻き込まれないように気をつけてください。
アクセス|車なし・子連れでも安心!
JR在来線を使えば、博多駅や小倉駅からアクセス良好です。福岡・北九州観光の拠点としても非常に便利です。
・博多駅から門司港駅まで、特急列車で約1時間
※博多駅~小倉駅(特急)
<乗り換え>小倉駅~門司港駅(普通)
・小倉駅から門司港駅まで、普通列車で約15分
博多駅から門司港駅へ
福岡県観光といえば、博多観光をメインに考えている方も多いはず。博多駅からのアクセスも比較的良いため、博多発の半日・日帰り観光で門司を楽しむことは十分に可能です。博多観光は「博多ラーメン」や「もつ鍋」など、博多グルメを堪能するグルメ旅が一番おすすめです。
小倉駅から門司港駅へ
小倉は、観光地としてあまりメジャーなスポットではないものの、小倉城や旦過市場といった門司とはまた違った魅力があるスポットです。


小倉城の天守閣の高さは全国のお城の中でも第6位で、1階の床面積は全国有数の広さを持つ立派なお城です。
北九州は九州初の100万人都市
今でこそ、博多区を含む「福岡市」が福岡県で最も栄えた街に発展しているが、明治時代から高度経済成長期まで九州最大の人口を擁し隆盛を誇ったのは門司・小倉を含む「北九州市」でした。”九州のすべての道は小倉に通ず”と言われた小倉は、九州各地からの交通の要衝として栄え、九州初の100万人都市となりました。今では福岡市に完全に勢いで負けていますが、観光という側面では、北九州は博多に負けない魅力を有している場所だと思います。
門司港レトロ内の移動
前述の通り、門司港レトロ内の観光も車なしでも快適に観光できるエリアです。JR門司港駅を起点に、観光地が徒歩5分〜10分圏内に集まっているので、街歩きがとにかくしやすいのが特長。駅から少し離れた観光スポットへは、レンタサイクルやタクシー移動がおすすめです。
レンタサイクルは「港ハウス」「JOYiNT」等でレンタル可能


また、門司港レトロは、坂道も少なく、ベビーカーや車椅子でも移動しやすいバリアフリー対応の観光スポットも多いので、年配の方や子連れの家族にもおすすめできます。
食事についても、選択肢が豊富です。例えば、「門司港茶寮」というお店であれば、名物の焼きカレー以外にも、うどんや唐揚げなどお子様向けのメニューも充実しているため子連れ家族でも安心です。

門司港を半日で観光するモデルコース|おすすめのプラン3選!
- 【プラン1】門司港レトロ(半日)・下関(半日)を巡る日帰り観光モデルコース
(初めての方におすすめ) - 【プラン2】門司港レトロを満喫する半日観光モデルコース
(門司港レトロをゆっくり楽しみたい方におすすめ) - 【プラン3】門司の夜景を満喫ドライブ旅・半日観光モデルコース
(大人な観光プラン) - 門司名物|焼きカレーおすすめ3選
(ミツバチカレー・BEAR FRUITS・茶寮) - 門司港カフェ|おしゃれな喫茶店・カフェ・パン屋を紹介
(六曜館・Pic Mekari park・Mooon) - 門司1泊2日モデルコース・人気宿ゲストハウスポルト
- 門司港を半日で観光するモデルコース(総括)
【プラン1】門司港レトロ(半日)・下関(半日)を巡る日帰り観光モデルコース
(初めての方におすすめ)
初めて門司港を訪れる方におすすめなのが、門司港レトロ半日と下関半日をセットで巡る定番の日帰り観光コースです。
📍門司港(半日)+下関(半日)観光日帰りモデルコース(例)
10:00 JR門司港駅 到着
10:15 旧 大阪商船や旧 門司税関、バナナマンなどで写真撮影
11:00 ブルー ウィングもじ (跳ね上がる時間に写真撮影)
11:30 関門連絡船(下関へフェリー移動)
12:00 唐戸市場(市場でお寿司)
13:30 海響館(水族館)
17:00 関門連絡船(門司へフェリー移動)
17:30 海峡プラザ(お土産購入)
18:30 ミツバチカレー(焼きカレーで夕食)
19:30 門司港 六曜館(喫茶店・カフェで休憩)→ 解散
午前
10時頃にはJR門司港駅に到着。まずは駅舎や旧門司税関、跳ね橋などのレトロな街並みを散策しましょう。フォトジェニックなスポットがたくさんあるので、お気に入りの場所を見つけて写真撮影を楽しみましょう。

11時半には、下関行きの関門連絡船のフェリーに乗船し関門海峡を渡り下関へ向かいます。門司発の関門連絡船フェリーは、〇時10分・30分・50分と各時間の20分間隔で便があります。フェリーの所要時間はわずか5分ほどとアクセスは良いです。
ランチ
下関の「唐戸市場」では、土日祝日限定”活きいき馬関街”と呼ばれるイベントを基本的に毎週開催しています。

山口名物のフグの握りをはじめ、採れたての魚が握りや海鮮丼で市場に並びます。

新鮮な魚介類と市場ならではの活気を味わえるスポットなのでかなりおすすめです!
午後
唐戸市場でのランチの後は、徒歩ですぐの距離にある水族館「海響館」へ向かいます。

日本最大級のペンギン展示施設や山口の名物フグの展示、イルカショーなどを満喫します。


17時頃には、門司港レトロ行きの関門連絡船フェリーに乗船します。門司発の関門連絡船フェリーは、〇時00分・20分・40分と、門司港発の便と10分ズレでこちらも各時間の20分間隔で便があります。(21時半発が最終便)
門司に着いてからは、海峡プラザや港ハウスなどでお土産を購入します。その後、後ほど詳しく紹介しますが、筆者のおすすめの焼きカレー店「ミツバチカレー」などで夕食をいただきます。

夕食後は、時間が許せば「門司港 六曜館」などの喫茶店で旅の疲れを癒します。

喫茶店で休憩した後、電車に乗って帰る1日満喫プランです。
【プラン2】門司港レトロを満喫する半日観光モデルコース
(門司港レトロをゆっくり楽しみたい方におすすめ)
門司港レトロの魅力を焦らずじっくり味わいたい方には、ゆったり半日ほどで門司の魅力を満喫できるこのモデルコースのプランがおすすめです。
📍門司港 半日観光モデルコース(例)
10:00 JR門司港駅 到着
10:15 旧 大阪商船→旧 門司税関(レトロな街並み)
11:00 ブルー ウィングもじ (跳ね上がる時間に写真撮影)
11:30 港ハウス(お土産購入)、鎮西橋公園(写真撮影)
11:30 和洋レストラン三井倶楽部(焼きカレーランチ)
13:00 スターバックス コーヒー 門司港駅店(喫茶店・カフェで休憩)
14:30 バナナマン(写真撮影)
15:00 海峡プラザ(お土産購入)→ 解散
午前中
お昼前に門司港駅に到着したら、まずは旧門司三井倶楽部や旧大阪商船などの歴史的建築を眺めながら、街の雰囲気を楽しみましょう。他にも、お洒落なパン屋でパンを食べたり、港ハウスでお土産を購入、ブルー ウィングもじで写真撮影をするなど、時間の許す限りゆったりと観光を満喫します。

ランチ
門司名物「焼きカレー」を堪能。人気店は並ぶことがあるため心配な方は事前予約できる「和洋レストラン三井倶楽部」などで食事をしましょう。

午後
食後は、門司らしいレトロな喫茶店や、おしゃれなカフェへ。レトロな空間で、美味しいスイーツやコーヒーを味わいながら、贅沢な時間を過ごすことができます。

余った時間で、お土産や写真撮影、雑貨屋さん巡りもじっくり楽しめます。

【プラン3】門司の夜景を満喫ドライブ旅・半日観光モデルコース
(大人な観光プラン)
門司港の魅力は昼だけではありません。夕方から夜にかけては、レトロな建築物がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。

関門海峡の夜景 夜は対岸の下関の街に明かりが灯って福岡随一の夜景スポットに変貌します。下関の「火の山公園展望台」から見る門司と関門橋のライトアップされた夜景も絶景ですよ。

📍門司港 半日観光モデルコース(例)
16:00 門司港レトロ(散策)、「門司港レトロ展望室」(絶景スポット)
17:00「展望レストラン 陽のあたる場所」(夜景×焼きカレー)
19:00 火の山公園展望台 (絶景スポット)
20:30 展望広場 壇之浦PA(休憩、写真撮影)→ 解散
夕暮れ時
午後4時頃に門司港レトロへ到着。夕暮れの旧税関や跳ね橋を散策し、空の色が刻々と変化するマジックアワーを楽しみましょう。高さ103mのひときわ目立つ展望台「門司港レトロ展望室」からサンセットと関門海峡・門司港レトロを一望するのもおすすめ。

港の夕暮れ姿を楽しんだ後は、門司港レトロ周辺で夕食をいただきます。日産船舶ビルの7Fにあるイタリアン「展望レストラン 陽のあたる場所」では、夜景を眺めながらの焼きカレーをいただくことができます。雰囲気のあるお店をセレクトしたい方におすすめです。

夜
夕食後は門司港レトロを後にして、車で15分ほどの場所にある「火の山公園展望台」へドライブ。山頂からの夜景は「1000万ドルの夜景」とも称され、門司港と下関とそれを繋ぐ関門橋のライトアップされた様子はとても美しいです。カップルや夫婦、子連れ家族までが訪れる雰囲気のある夜景スポットです。
高速道路を利用するなら立ち寄りたいパーキングエリア

ドライブ旅なら「めかりPA(下り)」「壇之浦PA(上り)」に立ち寄ることをおすすめします。レストランでは山口や北九州の名物グルメを味わうことができ、展望広場からは関門海峡の絶景を眺めることができます。


常時開催しているわけではありませんが、タイミングが合えば「海響館」で夜の水族館を開催していることがあります。イベント情報を確認して、開催していれば是非足を運んでみてください。
門司名物|焼きカレーおすすめ3選(ミツバチカレー・BEAR FRUITS・茶寮)
門司港観光で外せない名物グルメが「焼きカレー」。香ばしく焼かれたチーズとスパイスの香りが食欲をそそる一品です。そんな門司名物焼きカレーのおすすめ3選を筆者の感想とともに紹介します。
子連れにもおすすめな焼きカレー「ミツバチカレー」

まず最初におすすめしたいのが「ミツバチカレー」。筆者的にはここのお店の焼きカレーの味が一番好みです。地元産食材にこだわっており、オリジナルスパイスを使った深い味わいが特徴です。辛さは控えめで、お子さんでも食べやすいのが嬉しいポイント。辛さも調節可能です。


店内は明るく、カジュアルな雰囲気で、一人でも気軽に入りやすいお店です。人気店のため多少待ちますが、待合室も完備されており、子連れ家族でも待ち時間が苦でないのは有難いです。大人から子供までおすすめなお店です。
大人な味わいの人気焼きカレー店「BEAR FRUITS」

「BEAR FRUITS(ベアフルーツ)」は、テレビや雑誌でも度々取り上げられる超人気店です。門司で一番有名なお店かと思います。行列のできる有名なお店ですが、一度食べたら納得の美味しさ。熱々の焼きカレーの上には、濃厚なチーズと半熟卵がたっぷり。チーズの香ばしさととろとろの卵が、カレーと絶妙に絡み合い最高に美味です。「ミツバチカレー」と比べてやや辛口で大人な味わいのように感じました。


ランチタイムは外に行列ができることが多いので、少し時間をずらして訪れるのがおすすめです。
焼きカレー以外にも選択肢が豊富な「門司港茶寮」

レトロな雰囲気を楽しみながら食事をしたいなら、「門司港茶寮」がぴったりです。店内は落ち着いた和モダンな空間で、ゆったりと過ごすことができます。

こちらの焼きカレーは、じっくり煮込んだ深いコクが特徴。他の店舗と違い、焼きカレー以外の品数も豊富で、食後にはチーズケーキや抹茶パフェなどのデザートを堪能することもできます。


カレーが苦手な方がいるグループでも選択肢が多いため足を運びやすいのはうれしいポイントです。
門司港カフェ|おしゃれな喫茶店・カフェを紹介(六曜館・スターバックス コーヒー 門司港駅店・Moon)
門司港レトロには、街並みに溶け込むような、おしゃれで個性的な喫茶店やカフェ、パン屋がたくさんあります。散策に疲れたら、レトロな雰囲気の中で喫茶店やカフェで一休みしましょう。
昭和レトロな老舗喫茶店「六曜館(ろくようかん)」

門司港駅から徒歩5分の場所にある「六曜館」は、昭和レトロな雰囲気が魅力の老舗喫茶店です。歴史を感じる店内で、サイフォンで淹れる香り高いコーヒーを味わうことができます。


人気メニューは、昔ながらの固めの「レトロプリン」や「焼きカレー」。ノスタルジックな空間で、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめです。


週末の夜はコンサートされていることもあるそうです。門司港レトロの雰囲気に合うお洒落な喫茶店に是非足を運んでみてください。
大正時代の雰囲気はそのまま、門司港駅一階にある「スターバックス コーヒー 門司港駅店」
国指定重要文化財である門司港駅の旧待合室にある「スターバックス コーヒー 門司港駅店」の店内は、大正時代の雰囲気はそのままにスタイリッシュな内装でした。

カウンター横の壁には、寝台特急のヘッドマークをイメージしたスタバの歴代ロゴマークが年代順に並んでおり、鉄道ファンや写真映えするスポットとして若者にも人気です。

スタバはスタバでも、歴史を感じるレトロな特別感のあるスタバで、門司港駅に隣接していることから電車の待ち時間など隙間時間に立ち寄ることができるおすすめのカフェです。
新鮮フルーツパフェが人気の「Mooon(モーン)」

「Mooon」は、新鮮なフルーツを使ったパフェが人気のお店。季節ごとに旬のフルーツを使ったパフェが味わえ、見た目が華やかなだけでなく、フルーツ・パフェの中身どれも本当に美味しいです。妻のお気に入りのお店でもあります。

店内は白を基調としたシンプルで落ち着いた雰囲気。甘いもので疲れを癒したい時にぴったりのスポットです。
車でないとアクセスが難しいため番外編として紹介
汽車を改造したパン屋さん「Pic Mekari Park(ピク メカリパーク)」
こちらは、門司港レトロ地区から少し離れためかり公園内にある、本物の汽車を改造して作られたユニークなパン屋さんです。

店内にはたくさんの種類のパンが並び、特にカレーパンが人気。店内のカフェスペースもいいですが、天気の良い日には、目の前の公園で海を眺めながらベンチでパンを食べるのも気持ちいいですよ。


門司港駅からは少し距離があり車なしでは厳しいため、ドライブプランを選択された場合におすすめしたいお店です。
門司1泊2日モデルコース・人気宿ゲストハウスポルト
門司の魅力をより深く楽しむなら、1泊2日の滞在もおすすめです。宿泊先には「ゲストハウスポルト」が人気。門司港駅から徒歩圏内にあり、レトロな街並みに溶け込むような落ち着いた外観と、温かみのある内装が魅力です。

リーズナブルながらお洒落な客室で清潔感があるため、一人旅やカップルにも好評です。
近くにレトロな銭湯もあるので、レトロな銭湯を経験してみるのもおすすめです。

1日目は焼きカレーや夜景を満喫し、ゆっくりと過ごします。そして2日目は、朝から関門トンネル人道を歩いて下関へ足を延ばし、唐戸市場で朝食を食べるのも楽しいでしょう。門司の魅力を余すことなく味わいたい方にぴったりの滞在プランです。
門司港を半日で観光するモデルコース(総括)
門司港レトロは、見どころがコンパクトにまとまっており、半日でも十分に楽しめる観光地です。車なしでもアクセスしやすく、徒歩圏内に観光スポットやグルメ、カフェ、夜景ポイントが点在しています。
初めての方には下関とのセット観光、グルメ好きには食べ歩き中心のプラン、夜に訪れるなら展望室や火の山公園を含めた夜景を楽しむ大人旅がおすすめです。
総括
- 門司港の魅力:レトロな雰囲気の街並み。
- 下関とセットで観光がおすすめ:フェリー5分でアクセス可能。
- 博多・小倉からのアクセス◎:車なしでも安心のアクセス
・博多駅から門司港駅まで、特急列車で約1時間
※博多駅~小倉駅(特急)
<乗り換え>小倉駅~門司港駅(普通)
・小倉駅から門司港駅まで、普通列車で約15分 - 門司港は半日で満喫できる:主要スポットが徒歩圏内にあり、効率よく回れる。
・観光だけなら2〜3時間
・グルメやカフェでのんびり過ごすなら5~6時間程度
・下関など周辺観光まで含めるなら1日(日帰り)~1泊2日 - 門司港観光モデルコース【プラン1】
📍門司港レトロ(半日)・下関(半日)を巡る日帰り観光モデルコース(例)
(初めての方におすすめ)
10:00 JR門司港駅 到着
10:15 旧 大阪商船や旧 門司税関、バナナマンなどで写真撮影
11:00 ブルー ウィングもじ (跳ね上がる時間に写真撮影)
11:30 関門連絡船(下関へフェリー移動)
12:00 唐戸市場(市場でお寿司)
13:30 海響館(水族館)
17:00 関門連絡船(門司へフェリー移動)
17:30 海峡プラザ(お土産購入)
18:30 ミツバチカレー(焼きカレーで夕食)
19:30 門司港 六曜館(喫茶店・カフェで休憩)→ 解散 - 門司港観光モデルコース【プラン2】
📍門司港レトロを満喫する半日観光モデルコース(例)
(門司港レトロをゆっくり楽しみたい方におすすめ)
16:00 門司港レトロ(散策)、「門司港レトロ展望室」(絶景スポット)
17:00「展望レストラン 陽のあたる場所」(夜景×焼きカレー)
19:00 火の山公園展望台 (絶景スポット)
20:30 展望広場 壇之浦PA(休憩、写真撮影)→ 解散 - 門司港観光モデルコース【プラン3】
📍門司の夜景を満喫ドライブ旅・半日観光モデルコース(例)
(大人な観光プラン)
16:00 門司港レトロ(散策)、「門司港レトロ展望室」(絶景スポット)
17:00「展望レストラン 陽のあたる場所」(夜景×焼きカレー)
19:00 火の山公園展望台 (絶景スポット)
20:30 展望広場 壇之浦PA(休憩、写真撮影)→ 解散
*海響館の夜の水族館もおすすめ - 焼きカレーは必食・おすすめ3選:お店ごとの個性を楽しむ食べ比べもおすすめ。
・子連れにもおすすめな焼きカレー「ミツバチカレー」
・大人な味わいの人気焼きカレー店「BEAR FRUITS」
・焼きカレー以外にも選択肢が豊富な「門司港茶寮」 - レトロ・お洒落な喫茶店・カフェ・パン屋3選
・昭和レトロな老舗喫茶店「六曜館」
・大正時代の雰囲気はそのまま、門司港駅一階にある「スターバックス コーヒー 門司港駅店」
・新鮮フルーツパフェが人気の「Mooon(モーン)」
番外編:汽車を改造したパン屋さん「Pic Mekari Park」 - 1泊2日の滞在には「ゲストハウスポルト」がおすすめ
・公式サイト:https://moji-porto.com/
どのモデルコースも半日~日帰りで満喫でき、門司港の魅力を凝縮モデルコースになっています。旅のスタイルや旅行プランに合わせてコースを選びましょう。
門司港レトロの魅力や、おすすめ観光プランなど実体験をもとに詳しく紹介させていただきました。門司港の観光・グルメが詰まった濃密なモデルコースなので、是非参考にしてください♪
旅行計画に役立つ記事に仕上がったと思いますので、是非ブックマークをしていただき、旅行の道中にも読んでもらえると嬉しいです☺


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